まずは全体のフォルムから。
「サツマイモが飛んでる」というのが、TVで初めてこの戦艦を見た時の 印象だったのに、キット(下)はスマートすぎ。なるべくイメージに近づけるべく、 艦底を中心にボリュームアップ。最終的に太さは2倍近くなった。
腹部のインテークは底をカット、艦本体の“デブ化”にあわせ、プラ板とポリパテで作り直し。 その他、舷のカプセル状突起物、砲台、各フィンもカットし、作り直している。
巨大なインテークの中のフィンは0.3mmプラ板。
また艦載機発着用のハッチが省略されていたので、追加(画像右)。これがないと、 火星基地からの訓練機が収容できない。
ポリキャップを仕込んだ砲塔。
艦橋と一体化しているものだけは、大幅に改造(画像左)。
艦首上下の2つはキットのものを形状修正(画像中)、艦尾下部は、 更にその改造版の前後幅を縮めたもの(画像右)。
フィンはプラ板で作り直し。 艦首のフィン、キットと設定とでは結構形が違うので(特に水平の方)、ここを直すと 沖田艦らしく・・・。
フォルム修正に伴い、艦首ミサイル発射口がすべてつぶれてしまったので、スジ彫りし直し。 地がポリパテなので、スジ彫りするそばからポロポロ崩れてきてしまい苦労する。
艦橋後部の形状修正。
艦橋を兼ねた砲塔がのっている、一段高くなった部分。 DVDを見直してみたが、先端の黒いところは、どうやら丸みを帯びた形状が正解らしいので、削る。
また黒い塗装は艦橋の真下あたりまでつづいているのだが、その通りに塗ると 黒ばかりが目立ってしまうので、先端のみ。
艦橋をもっと大きく、もっと艦首寄りにつくようにすれば、この辺りのバランスは取れるのだが、 僕がもっているイメージ=「艦橋兼砲塔は、円盤に近い」から遠く離れてしまうので、折衷案。
キットのメインノズルはショボかったので、コトブキヤのディティールアップパーツに スジ彫りしたものに交換、センターコーンはプラ棒を削って作っている。

塗装は「ゆきかぜ」で調色した塗料を使用。赤は微量の黒を足してある。
ウェザリングは、スミ入れの際の拭き残し程度。今一汚しにくいカタチ・・・。
トップコートにつや消しクリア。
今回は月のクレーターを模した市販のベースを使ってみた。
パフ、オレンジ、ブラウンなどで、遊星爆弾に荒らされた地表に。


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