後部甲板は、完全な流線型を描いています。で、艦載機発進口は浅く凹んでいるだけ。
アニメを見ても、艦載機発進口の形状は、描かれる角度によって違って見えます。 (『さらば・・・』で、ここから救命艇が発進するカットがありますが・・・)
設定画では、ここの甲板は発進口の上に屋根のように出っ張っているので、甲板の一部を削ったり、 プラ板を足したり、ポリパテを盛ったりして、これを再現しました。
ヤマトの3DCGを描かれている方の作品を見ると、発進口側壁にある縦線は凸モールドで 処理している例が多いようです。某模型誌の作例もそうでした。 戦艦大和の内火挺格納庫に見られる支柱(張り出した甲板を支えている)のイメージなのでしょうが、 今回はサイズ的に凸モールドが難しく、凹モールドにしています。

艦底に見える整流板は、キットの膨らみを削って、0.3mmプラ板で作り直しています。
全長13cmの模型でも、細かいところに手を加えれば、それだけスケール感が出ると信じ、カタパルトも 作り替え。0.75mmのプラ棒を軸にし、艦尾側に0.64mm丸棒を、艦首側に機体引きつけ・射出用のフック (ピットロード・日本海軍艦艇装備セットの“ループアンテナ”基部)を接着。 底面は段差をつけて、それっぽく。基部もピットロードの2m測距儀から。
完成型。
カタパルト基部には穴を開け、0.25mmの洋白を通して甲板との接合を強化。