艦橋

改修中。二連装Ｐレーザーは未接着

煙突の俯瞰
粗めのエッチング網を埋め込んだ

艦橋は一部、部品の合いが良くないものの、かなりいい感じに出来ています。しかし今回は徹底的に手を加えるという方針なので、以下の通り改修しました。
●レーダー作り替え（下記参照）
●艦橋両側面にモールドされているパルスレーザー（二連装と三連装）を削ぎ落とし、WAVEのリベット（二連装）とプラ板（三連装）に0.25mmの真鍮線を差し込んで作り直し
●第一艦橋と第二艦橋の間の「首」に張り出しを追加
●艦長室下部を削ってくびれを作り、省略されている天辺の三枚のフィンを薄い真鍮板で追加
●横に伸びる水平フィンを薄く削り込み（画像だと厚く見えますが、結構削りました）
●八連装煙突ミサイル発射口の再現
●煙突側面の張り出しをディティールアップ
●煙突前面に縦溝を筋彫り

艦橋部品を接着する基部は、四連装パルスレーザー部品のガイドとして横への張り出しがありましたが、パルスレーザーの改造に伴い、削ってしまいました。

白いのが改造部。縦の方は"現場合わせ"で後に切り詰めてます。

レーダーの受信部はノッペラボウの板が付いているだけ。なんとかして網目状のモールドを付け、できれば上部のものには丸みを付けたいと、色々と試行錯誤しました。
エッチングパーツの網を貼り付けると、接着剤でせっかくのモールドがつぶれてしまうため、最終的に以下の方法を採りました。
１）　エッチングの網のモールドをシリコンゴムで複製。
２）　この型に硬化剤の割合をやや少なくしたレジンを流し込み、プラペーパー（紙でもいいかも）で裏打ち。
３）　硬化しきらないうちに剥がすと、プラペーパーにレジンの網目が貼り付いたものが。
４）　柔らかいうちにレーダーの大きさに切り、丸めると、横長レーダーが完成。
５）　再度裏面にも同じ方法で網目を付け、縦長レーダーを作成（こっちは丸めない）。
こうして作った受信部を、パーツのものと交換。支柱先端には、前後に正方形の板を貼りました。

完成型。
窓はファーストシリーズ後期の黄色っぽく発光している感じで（初期はガラス面と言えば水色一辺倒、『さらば』では黄緑色）。
煙突は、もっと肉薄にしたかった・・・。