バンダイ 1/1000 アルカディア号 .
図1


図2

艦底とともに、艦橋も設定と大きく違う部分のひとつ。
アルカディア号の艦橋はしばしばアップで描かれますが、大抵は『わが青春のアルカディア』の設定画を トレースしたもののようです。これを見るとキットの艦橋とは大違いです。
違いが一番目に付くのは上の方の「張り出し」。(名称が分からないので"張り出し"と呼びます)
キットのはとにかく大きすぎ、逆に前後の厚みは足りません。
そこでデザインナイフで「張り出し」部分を切断、手持ちの1/1600の部品をレジンで複製して 取り付けています(図1)。
厚みは0.5mmプラ板を挟んでカバーしました(図2)。


また戦闘艦橋の天井にあるはずのドクロマークが省略されてしまっています。
というか、ドクロマークを描くスペースがないのです。
ドクロはハーロック家の紋章、これは是非再現しておきたいものです。
そこでまず戦闘艦橋を前に伸ばします。同時に戦闘艦橋の窓も大きすぎるので、パテで1mm程 埋めました(図2)。同時に戦闘艦橋の上につく艦橋(これは何て言う名前?)を前後で分断、 ヤスリで削って縮めてから再接着します。これでドクロを描くスペースができました。


本当はもっと細くて、こんなに直線的ではないのですが、さすがに全部作り直す手間と 必要とされる技術を考え合わせ、やめました…





その他、メインレーダーの肉抜き、アンテナのピアノ線化、市販のディティールアップパーツ (およびエッチングパーツ)の貼りつけ、天辺のフィンの作り直し、左右の大レーダーについている 棒状アンテナの作り替えなどを行っています。


インテーク艦底砲口艦橋主翼キャビンノズル

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